新しい乗り物

05172008 久しぶりのエンジン

 私は一般的な?さらりまんであるが、二人所帯にしてはエンジンが普通の家より多くある。今日、ガソリンエンジンでは四基目が納入された。今回のエンジンはちゃんと車体に搭載されている。ほぼ家内専用であるので、ちゃんと登録され、自賠責保険、そして我が家の最大排気量のエンジンに付帯する任意保険の原付バイク特約にも納まった。そう、特別扱いのエンジンである。
 うーん、引っ張り過ぎた。製造者ホンダ、車体名TA-03、シリアル番号(おそらく)#392、通称ジャイロキャノピー。今年大幅なモデルチェンジを受けたキワモノでもある。
 引越しを機に、家内がパワーアシスト自転車を手放し、その代わりに買い物バイクが欲しいとのことで購入した。この車体を希望したのは家内である。私の内部ではかなり悩んだが、悪い選択で無いことを祈っている。おそらく原付バイクでは最も高価な車体だ。普通なら中古車を探す。現に探したし、幾つか全国規模でこの特異な車体を専門で扱う業者もいた。中古車の場合、その相場はおおよそ15万円から20万円である。
 しかし、そのモデルチェンジの内容が新車へ誘った。調べればわかることだから敢えてその価格は書かないが、4ストローク4バルブ(でもDOHCじゃないらしい)による静音性、燃料噴射装置による大幅な燃費改善、ワイド化・大径化されたリアタイヤなど、これまで培われてきたジャイロキャノピーのオプション類の殆どをかなぐり捨てて尚、その魅力の尽きない変更内容である。
 以前から興味のあった車体であるが、オーナーになるのは初めてである。でかい。良く作りこまれている。燃料タンク以外の殆どを収めたリアユニットは他のどの車種にも応用が利かないし、チルト機構やウインドウォッシャー付きワイパーも独特のものである。だから高いのである。そう、それは第二次産業に身を置く者として納得できる。
 オイル類の容量が少ないのは気になるところだが、そのあたりはこれから見守って行く事にしよう。今回初めてホンダ直営店で購入したので整備も任せてみよう。しがない地方都市ではあるが、良きホンダの伝統が全てのサービスに込められていることを期待したい。

 と、読み直して読者のためになる情報が少なくて単なる自慢話になっているようなので一つ。私が四輪で入っていた任意保険は保険料の安い三井ダイレクトだが、今日ネット経由で原付バイク特約を付帯させ、画面の印刷をしてコンビニで追加金額を支払った。その過程で、原付バイク特約にはバイクの車体を記入する欄が無いことに気づいた。不安だったので電話でサポートで確認した(週末のこんな日でもちゃんと相談してくれるところがここの良いところだ)ら、対象となるバイク(多分私の名前で登録しているもの)は複数台でもokとのことだ。これで晴れて私の中華バギーも特約に入ることができる。(あ、でもこの車体は自賠責まだだから、それに加入するのが前提だ。)念のため書いておくが、ミニカーは50cc未満である。ミニカーが特約対象となることは以前確認している。

 それにしても、痛い出費だ。もう転職に伴う赤字財政はここまでにしたい。どうやら私専用の二輪車は当分の間諦めねばならないようだ。