新規購入車にまとわりつくモノ

って、別に怪談じゃないよ…いや、ある意味怪談かも。

 私は何か新しい乗り物を買ったら、しばらく金銭感覚がマヒしているので、そのクルマに関するいろんなモノを一気に買ってしまう傾向にある。
 まあ、中古の原付くらいじゃそうでも無いけど、今乗ってる軽自動車の時は全てのファクトリーオプションに加え、コンピュータとマフラーを交換、エアインテーク、タワーバーその他、ポン付けできるものは一通り揃えてしまった。スペシャライズドの自転車の時も結構オプション買ってシマノに投資した。まあ、その頃は収入もそれなりだったけど。

 今回はカナーリ警戒している。何しろ本当にカネが無い。
 幸い、Vmax本体には何も欠けた要素は無い。素のVmaxが最も美しいと思うのだが、細かく見ると米国の規制で大型化しているブリンカーや側方の反射板は頂けない。国産仕様に変えたいなー、程度の希望はある。ただVmax用となると純正、サードパーティ製全ての製品が高額であるため、機能するうちは買い替えなくていいかなーと妥協できる範囲である。

 じゃあ周辺、折角バイクを新しくしたのだからヘルメットやジャケットも新調したい。靴とグローブも基本だよね、ナビとかETCとかレー探とかも最近バイクに付けるのフツーでしょ…

いやいやいやいや。
辛うじて、先日ETC付けたんだけど、軽自動車の時の記憶が曖昧で、バイクと自動車が区別されてるの知らなかった。軽自動車用のETCはシガーソケット直結で自己配線したので、やろうと思えば流行りの「自己運用」でバイクとの併用も考えたが、まあ最近はシルエットチェックなんかで分離したいみたいだし、何と言ってもVmaxなので、バイク用買いました。ホンダ直営店で。
辛うじて、先日ヒップバッグを買いまして、まあイマドキ地図の本を開いた状態で収納できる大型ポケットの付いた奴でして、ナイロンの中国製にしては\5,500と結構お高いのですが、横にペットボトル入れも付いているし、何と言ってもVmaxなので、以下略。
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GOLDWIN製。この作りにしてはちと高いよ。

辛うじて、先日ガソリン携行缶を買いまして、これが「消防法適合品」であることと、ステンレス製で、注ぐノズルが内蔵できることから買ってみました。サイズは500cc, 700cc, 1000ccがありますが、私が購入したのは700ccです。と言うのも上のヒップバッグのボトル入れに入らないかなーと期待したわけです。それに何と言ってもVmaxなので…500ccじゃ安心できないかも。
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この中央の収納袋に結構手がかかっている。

 で、見事に、きつきつですがボトルはバックの横に収まります。多少ボトルが太過ぎて(φ73)、折角付いてくるボトルカバーを外さねば挿しにくい。でもこの携行缶、かなり薄いです。ステンレスなのに軽くてそこは良いのですが、横っ腹を打つとすぐへこみそう。ヒップバックなので、重量の殆どはパッセンジャーシートに乗るかな。
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まあ、ロングツーリングでもなけりゃこんなもの持ち歩きません。

 ボトルとしては登山用のストーブの燃料入れに使うものを当たった方がより良いデザインのものを選べるんだけど、この「消防法適合品」って書いてあるのがポイント。フルサービスのガソリンスタンドで入れてくれる。
 因みに、現行の消防法では、このようなボトルにガソリンを入れて走ってはならないとバイク屋さんに聞きました。ボトルを布袋に入れてバイクに付けて走っている人は多いけど、事故を起こすと危ないので、基本、空で走り、ガス欠になったらそのボトルを持って歩いてガソリンスタンドに行き、入れてもらってバイクに注ぐ、って使い方しか駄目なそうです。
 またまた因みに、私は乙四の危険物取扱免許を持ってまして、セルフスタンドで「免許あるけど入れちゃダメ?」って聞いても断られました。まあ、そのお店の規則であればしょうが無い。
 うーん、バイクの前面にあの「危」のカンバン貼って走ればOKなのだろうか?そのバイク自体が危険かも。

 700ccのボトル一本で走れる距離は、6キロちょいしかない。その間に開いてるフルサービスの店を探せ、ってのは幾らなんでも理不尽ではなかろうか。
…いやいやいやいや、それも納得済みで購入したはず。Vmaxは15Lでok!