五機目のへりこぷたー

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11/08/2009
5機目のヘリコプター
 性懲りもなくおもちゃを買っている。前回エアウルフだったが、墜落の繰り返しで細いプラスチック部品が折れ、再起できなくなっていた。まあ、この手のおもちゃはそう高額なものでもないので、今回また衝動的に購入してしまった。箱は開いてすぐ捨てたので何と言う名前か忘れたが、やっぱり中国製でRotatoryなるラベルが送信機表面に書いてある。機体にはEagle、どこのEagleなのかと聞きたいくらいありふれた名前である。機体重量28g。大きくはないが、エアウルフより重い。選択の基準は「安さ」。矢不億で2000円台だった。

 前回何機目だとか書いたが、実際に空を飛ぶヘリ模型は、よく数えたら五機目である。最初が一番ヘビーなガソリン機(飛ばなかった)、次はライトだけどアクロも(腕があれば)可能な3D電動機、そして今回を含むここ最近の三機が室内の赤外線コントロールである。
 しかしなー、この送信機のデザイン何とかならんのか。
 室内機のバッテリは、どれも軽量で高容量のリチウムポリマー電池である。こいつが曲者で、衝撃を加えるとすぐ破裂する(外装のアルミ材が膨らむだけだが)ので、衝撃を伴う模型ヘリコプターにはあまりよろしくない組み合わせなのである。この電池から酸のようなにおいがするようになると、もうそのおもちゃは使ってはならない。
 そればかりか前回のエアウルフは送信機の乾電池から充電するしくみになっていたのだが、いつの間にか送信機内で電池が液漏れを起こした。電池は国内の有名ブランド物だったが、明らかかに短命だった。ポリマー電池への充電の反作用があるのか、誰か知っていたら教えて下さい。
 今回のもほぼまったく同じ構造(コネクタやそれに隣接する電源スイッチも同じ)だがUSBからの充電ができるように専用の凝ったケーブルが付いてきた。本体からも充電ケーブルも延びているのだが、もうそれは使うまい。となればたかが赤外線を発するのに、単三電池6本は大げさだろう。手元に006Pの電池スナップがあったので、電池ケースに半田付けし、ドレメルで送信機の電池ケース部を削って四角い電池が収まるようにした(写真)。
 もう一つ進化したのはローターが遠心力で広がるようになったことで、ローターが物に当たってもその根元のピンを軸に羽が曲がるので壊れにくく、相手にも被害が少ない。室外機では当たり前の構造なのだが。

 飛びっぷりはエアウルフと変わらない。音は少し静かになった。超安定。なのだがジャイロがないから、モーターの回転数を上げ下げする速度に応じて向きがくるくる変わる。電動であるせいか、電池の消耗度に応じてトリムもぐりぐり合わせないと姿勢が保てない。一回五分の飛行時間の後半は、トリムで向きを操縦しているようなものである。

 でも面白い。
 室内で3Dなんてのは論外で、専らいかにホバリングを安定させるか、に集中する。菓子箱の上から離陸してその菓子箱に着地させようとするのだが、私には10回に1回くらいしかできない。浮かせるのは簡単だが、方向舵の効きは遅いし、何故だか壁に吸い寄せられる(笑)。
 たまたま自分に吸い寄せられて、目の前で合い見えるのだが …なかなかです。