New Machine!

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20081102 RS50ウインカー
 さて私のRS50だが、購入時から壊れていた部品が一つ。左フロントウインカーである。これは車両受け取り時に折れているのがわかったものだ。カウルに擦り傷は無いので立ちゴケだろう。オートリターンのスタンドのせいか。
 この車体のフロントウインカーは、倒れた時に折れるように設計してあるようだ。カウルが台座なので折れなければカウルが割れることになるだろう。写真のように根本にスリットが入って前後に多少曲がるようになっている。ここが折れていても、内部の電線自体が強度メンバーになって垂れ下りを抑えていた結果、発見の遅れとなったようだ。まあ、中古品なのでこんなことはよくある話。本来なら販売店のチェックが甘かったのだから、取り寄せ、交換となるはずだが、こっちも目の前に今日もらうはずの車体を晒されて、ちょっと待ってね、はないよぉ。更にパーツの流通も怪しい外車である。二~三週間くらいは覚悟が要る。
 ちょっとは四個とも小型の汎用ウインカーに交換、と言うのも考えたんだけど、この、横にピッと出ているデザインがなかなか捨て難い。
 ってんで写真のように電線と平行にタッピングねじを挿し、補強してくれればいいよ、と提案した訳。少し感謝された。今後のサービスに期待してます>レッドバロン。
 因みに(その1)リアの場合、ウインカーの台座部分にこのようなスリットはなく、ストレートなゴム台座になっている。これは倒れても、後部座席用ステップがガードになってウインカーにはダメージがいかないからだと考えられる。
 因みに(その2)本家Derbi GPR50 Racingの2008年型は、ウインカーはバックミラーに内蔵である。バックミラーは、車体が倒れた時に根元の調整リンク部分から曲がるので、ダメージは擦り傷程度になるだろう。でもデザイン的に「ダサい」。レプリカなんだからウインカーやらミラーやらのデザインを云々言うのはナシだろ、と言うご仁には同意できない。安い買い物じゃない。いくらレプリカだって保安部品でダサダサなら乗りたくないものだ。金を払うのはその全てに、なのだよ。
 因みに(その3)本家Derbi GPR50 Racingの2007年型(私のRS50と同年式)は、ウインカーのレンズがオレンジ色である。だから見つかってもセットじゃないと使えないし、このRS50のホワイトレンズの方が良いと思フ。

 で、だ。タッピングねじをはめたままでも、特に問題は無かった。機能不良はもちろん、垂れてきたなんてのもなかったんだけど、このレアなパーツが二千円で入手できるとしたら、当然買いだろう。オークションで2006年以降のアプリリアRS50、増してやデルビなんてのを探しても出てこないんだが、RS125でヒットした。珠玉のようなパーツ。送料込み三千円即決で購入。昨日届いて今日交換。ピッタリ。
 その過程で気づいた。これ、LEDじゃない。オレンジ色の電球である。
 バイク屋さんも、そしてオークションの出品者である業者さんもLEDと言っていたのだが、しげしげと見るに電球である。
 交換するときにウインカーの電圧を測ってみたが、アイドル時、何と2~3ボルトのとっても不安定な電圧であった(ウインカーだから無論発振している)。ウインカーオフで0.3ボルト。これじゃあ、LEDもきつい。きっとヘッドライトと同じで、回転数に応じて電圧上がるんだろうなぁ。チャージポンプでも点滅できるかなぁ。本音はヘッドライトも含めて全てをLEDに交換したいのだ。幸い「電球」は小型のソケット(トランジスタソケットのような基板に付ける細ーい差し込み口の奴)である。だから後日実験してみよう。まずはそのままでLEDが点灯するかどうか、から。
 ついでに首の折れたこのウインカー端部には擦過傷があり、レンズにひびが入っていたことが判明。やっぱりね。

 まあ、こんなささいなことでも私的には楽しいわけである。後はクラッチレバーも少々曲がっているから…誰か出品してくれませんか?