天皇陵は世界遺産などと言う下卑た制度に与する必要はない

 この書込みは今日のテレビ朝日のニュースに反応したものなので、テレ朝はちっとも悪くない。

 タイトルのままだと、どっかの右寄りな方々の発言になってしまうので、急いで取り繕ろう。私は右にも左にも応じない。群れは嫌いだ。嫌われても群れないのが矜持だ。へそまがり呼ばわり結構、変人呼ばわり上等である。でも「何でも反対」ではないつもりだ。

ただの一個人として;

・仁徳天皇陵が世界遺産に祭り上げられたようだが、「嫌だ」。

・学術研究の名のもとに、墓を暴く可能性がある。それも、「嫌だ」。嘘でも本当でも宮内庁に記録がある、とされるのだから「研究」は無駄金である。第一、誰の墓も暴きたくない。

 誰にも明かさない天皇陵は狭い日本に残された最後の聖地である。そのような土地があってもよいはずだ。
開かない玉手箱、と言ったらそれも下卑た表現だけど、解けないパズルのままで良い。真上からの写真なんてのも全く必要ない。Let It Be.
 重要な付加項目だが、それでもこれは「興味が無い」こととは違う。少なくとも今の時代、そして少なくとも私は、我々の「象徴」のことを考えると、いつでも静かな心になれる。それは今は退かれたあのお二方が私の中に培われた根っこである。だからこのニュースは心に痛い。

 少々歴史は足りなそうだが、天皇陵をピラミッドみたいな観光資源にしたいのか? >日本人。