ラズパイ互換機(その2)

次の奴。

※先日はばななぴで、今回がおらんげぴ。でも決してお勧めするわけではありません。王道(つまりらずぴ)が最も近道だし、極めたい人は互換機なんかに躓かないで下さい。動かないOSを動かす、と言うのは趣味です。今回の互換機は他のものに比べて安い、と言うアドバンテージは確かにありますが、何かやろうとすると、OSを動かすこと自体がかなりの時間の無駄になるのは変わりません。

 OrangePiZero + Armbian(Ubuntu Server) + Lubuntu Desktopでようやく日本語入力ができるようになりました。
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この記事もリモートデスクトップ経由で書いて、FireFoxから投稿しています

 無印Zeroとしては、もう古い方なのか、Google DriveのOSリンクが切れていて、一体何を考えているのか、Baiduからしか取り出せません。一部、有志の方が他のクラウドサービス(それが今の主力となりつつある)に載せてくれていたのをダウンロードして試しましたが、最新にupgrade/dist-upgradeするとアクセス不能になったりしましたので、結局デファクトであるArmbianに落ち着きました。
(デスクトップが英語なのは、そういうコンフィグレーションです。)

 無線アクセスポイントで1階と2階をつなぐハブに有線でつながっているのですが、お世辞にもレスポンスが良いとは言えません。特にブラウジングには適しません。もう15ドル上のランクになればギガビットイーサを積んでいますが、当のアクセスポイントが11bにしか対応していないのであまり意味はありません。まあ、本体の無線LANで直結すればもう少しましかも知れませんが。
 もともとヘッドレスの運用を前提とした構成で、グラフィックに特化した石も無さげなので、ファイルサーバとかhttpサーバくらいかな。消費電力なりの、ひっそりとしたサーバに仕立てるのがよろしいかと思います。パーソナルクラウド?
 このOrangePiZeroはMMが512MBのバージョンですが、eMMCも無く、サイズ的にもOpenWrtあたりで運用するのが妥当かも知れません。
 もう一つ、ボードとしては軽い方なので、ドローンのコントローラとしての用途もありかと。