雲2

 先日、「雲がいい」なんて書いたものだから、翌日から大サービスで激しい夕立が二日続いた。
どちらも積乱雲の下にいたようで、雷のオンパレード。それが素晴らしかった。

 稲妻は水平や垂直に走っていた。雲は多層にできていたので、上の雲から下の雲に、あるいは地上に落ちるばかりでなく、同じくらいの高さの雲に伝播していく。それがまるで血管のように一本から放射状に伸びていく。これは初めて見た。
 距離も長いから、発してから静まるまでちょっと時間がかかる。また、轟音もするにはするけど、太い稲光だから音が大きいかと言うとそうでもない。

 滝のような雨の中、ずっと上を見ていた。見える場所に十本は落ちたかな。いや、もうどうしちゃったの?と言うくらい。

 下は二日目の雲の切れ間。この青さと暗さのコントラストがとってもいい。
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