PC新調

 まあ、東北の方々に比べれば何にも起きていない日々を過ごしています。
 このジャンクワーズカテゴリは、他のカテゴリよりも「更に」どうでも良いことで管を巻くためのものなので、何かを求められても何も出ないので悪しからず。

 世間的な物欲を満たした、ってことをちょっと書こう。
 三年振りにPCを購入した。と言うと割と頻繁な感じもするが、前回購入したのはネットブックで、今回は一応フルスペックのノートPC。前々回もネットブックで、その前二回は小型のデスクトップ(どっちもデルの下位機種)、その前が2004年の現行デスクトップ、デルのPrecision 370と言うワークステーションである。今後は今回のノートPCと、このデスクトップがメイン機になる。ネットブックは一応もっておくけど、滅多に使わなくなるだろう。
 今回は、マルチプロセッサでちょっとだけプログラムを組んでみたいと思い、またネットブックじゃ昨今のソフトウェアが(画面が狭くて)使えない状態になりつつあったので奮発した。基本、軽薄短小が好みなんだけど、過去にも似たような理由でちゃんとしたノート型(ちゅうかポータブル型)のPCをちょくちょく買っている。

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いやー、実はこのキーボードが一番気に入らなかった点。どれも同じ高さだから、指ざわりでキーが判別(と言うと大げさかな)できない。テンキーもいらんし。左右のスペースにスピーカが欲しい。


 今回のPCはショップブランド(とはもう言えないか)鼠コンピュータの上から二番目のシリーズで、重視したのは優先順で次の通り。
(1) 広い画面 まあ、ネットブックの窮屈さから逃れるのが動機だったので。フルHDにこだわった。
(2) 4コア以上 プログラム遊び用。
(3) 長く使える これには幾つかの厳しい背反条件がある。長く使えるPCと言うのは、特にノート型では最新のチップセット、最高の性能、拡張性の低いメモリが当初から大容量備えているPCのことで、当然(4)に挙げている低価格とは必然的に背反する。
(4) 低価格 当座使わないもの、後から交換が可能なものは極力省くか安い方に抑える。
(5) それでもやっぱりUSB3.0とBluetooth。可能なら高性能グラフィックチップ搭載機。ネットブックのシンプル過ぎた構成への反動。ひら

 最後の「詰め」の0.1GHzに幾ら払うかで、そのPCの使用可能期間は決まると思う。今回はそれに3.5諭吉くらい払った。基本構成で約9諭吉。オプション合計が5諭吉くらいなので、詰めの0.1GHzがかなり大きな比重を占める。一年くらいは長く使えるだろう。保証はしないけど。

 Vista以降(だっけ)、Windowsエクスペリエンスインデックスと言う共通のベンチマークがあるおかげで、PCの買い替え時期に物差しが得られるようになった。私的には幾つかある項目の内、搭載可能な最高のCPUの性能が律速段階になったら、もうそれ以上そのPCには投資はしない(ディスク容量の追加は除く)。ノート型の場合は多分そうならないかも知れないが、一つの目安と思っている。今、Precision 370がこの状態にある。

 なぜ鼠コンピュータにしたか。組み合わせの柔軟性と下取り。この会社は早期からネット販売をしているだけあって、メモリ量やプロセッサの組み合わせに自由度があり、置き換えの利かない基本構成に実際に使うインターフェイスがよく選択されていると思った。柔軟性が高いと導入コストを低く抑えることができる。
 下取りは、本当は単なるジャンクの引き取り。どんなPCでも一律3000円くらい。CRTや重いものはダメだったけど、物を捨てるのに金がかかる昨今、PCリサイクルマークの無い古いミニノートの処理に活用させていただいた。因みに同様のサービスはHPのサイトでもやっている。買取係りはソフマップが担当してた。

 PCを選択するのに約一ヶ月、楽しく悩んだ。お気に入りのDELLから始まり、HP, NEC, SONY, 富士通, DOSパラ, フロンティア神代, パソコン工房などなど…直営サイト以外でも、間接販売するお店のサイト、オークションも漁った。別にあせる必要は無かったし、遅れれば遅れるほど良い物が出る。

 今回はよく選んだなー。まあ、これも一種の道楽だね。