BT4R1インストール

 もう盆休みの前の話になるが、BackTrackのサイトから珍しくダイレクトメールが来てversion4のr1ができたから試せ、と言っていた。
 素のver4の時はヤマダ電器ブランドのUSBメモリ8GBに入れていた。先日そこにR1をインストールして初めて日本語環境を導入したところ、disk fullのエラー。改めて容量チェックするとインストール直後で1GBも余裕が無いことがわかったので、以前入手していたpico drive dual Xとか言う値段の高い16GBにインストールしてみた。だが、私のインストール環境ではどうも途中で引っかかって25%くらいのデータコピーで停止してしまう。アクセスランプも点かないし、強制終了した。ま、結局はインストールできたんだが、うん、いや、手順をここに記載しておこう。

(1) USBメモリをWindowsに挿し、Virtual Boxの物理ドライブマッピングで.vmdkファイルを作成しておく。
(2) メモリ512MB、Ubuntu(BT4は8.10相等と聞いている)、プライマリマスタに上記の仮想ディスクファイル、セカンダリマスタにインストールDVD(or image)を指定してVMを定義する。ま、パラメータは好み。
(3) ブート(無論DVDから)。start-network, startx
(4) install.shクリックして出てくるガイドに適当に答えて後は長く待つ。おっと、ガイドの途中、パーティション割りのところ、Advanced Optionでブート領域をそのドライブの最上位に設定する事を忘れずに。
 これがこれまでのパターンだったが、pico driveは(4)で引っかかる。
 インストールにVMを使うのは、これでインストールしたUSBメモリは比較的起動可能な物理マシンが多いように思うから。厳密な比較はしていない。VMだったらVMwareだろう、と言う気もするが、BIOS新しいようだし、若干設定が細やかにできる。メモリは余計に食うけど。でもま、くせのあるマシンで起動すると、時々他の機種に挿したときに何かのエラーが発生することはあるけどね。

 で、しょうがないからヤマダ電器メモリに容量ギリギリでインストール(もちろん日本語環境なんて入れない)。WindowsにParagon BackUp & Recoveryをインストールしていたので、それでUSBメモリイメージを取得し、pico driveにリストア。因みにこいつはLINUXパーティションをリカバリするときはLINUXモードで?再起動する。でも、遅いわ。このソフト。要はLinuxのパーティションイメージが取れて、他のメモリへリストアできるソフトならなんでも良い。

 で、いつも使っているUbuntuにGPartedをインストールし、それでパーティション拡張。拡張時にはUSBメモリをアンマウントすること。これをしょっちゅう忘れて拡張操作ができずに首を傾ける。swapがext領域に論理パーティションとしてアサインされているので、一旦ext領域ごと削除し、適当なサイズで作り直して再びswap論理パーティションを作成する。物理でもいいんじゃなかろうか。まだ日本語環境はインストールしていないが、多分大丈夫だろう。一応物理マシンで起動を確認した。
 ただね、BackTrackなんて使おうと思ったら、本当は身を隠したいものさ。日本語環境入れて、ああ日本人ね、とばれるのはちょっと嫌かな。

 Dualチップ同時アクセス、と言う pico driveの効果のほどは、正直あまりわからない。ヤマダ電器製よりは早いみたいだけど。発熱も大きい。

…にしても、Live DVDが2Gくらいなのに、インストールするとどうしてこんなに膨れるんだ?