二十億年目の詩集 - now get start, rehabilitation!

二十億年目の詩集


最後に詩集を買ったのはアメリカだった。
そして今日久し振りにまた一冊。

"Two Billion Light-Years of Solitude"

そう…いやたしか、中学の教科書に載ってた奴。

でも火星人のネリリとキルルとハララがリロロだったので
それはずっと僕の中にいた。

君はくしゃみ一つで時間も距離も軽々と飛び越えて
いつの間にか永遠にいるんだね。

僕もそこへ往こうと思った。
いつかはきっと君に追いつくよ。

宇宙は海の中の気泡にも似て
僕等の星々が原子核
不安な宇宙は歪んでいる空気玉で
浮上するにつれてスイアツなんかが減るものだから
僕等の宇宙は確かに膨らんでいるんだろう

君は宇宙の壁で僕を見つけるだろう
その先には行かないのかい。

気泡の宇宙は有限の宇宙だけど
気泡に漂う原子玉に乗れば宇宙は無限の広がり
そう、空に憧れている間はね。

空気玉はいつかもっと広い空間に出会って同化する。
それを君は待っているのだろうか。

僕はタキオンを散りばめながら
相をも越えて進んで行く
空間と時間のその先で
さて、何に出会うだろうか。

どうやらそれは…自分に会う道程だと思うんだ。

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 あまりに間が開きすぎちゃったのは、
 あまりに電脳世界に潜り込んでしまっていたため。
 今回は二つ三つ、電脳世界の新しい扉を発見し、数ヶ月そこにいましたが、読書と言う外乱でちょっと浮上してみることができました。
 まだ疎な状態が続くと思うけど、少しずつまた実世界の興味ごとを探ろうと思います。で、今回はそのきっかけになったものを記そうかと。