再び長期出張

 うーん、まあ、地方の企業が生きていくには必須なのだと諦めてはいるけれど、一ヶ月も出張していると中途半端に家が懐かしくなる。
 こんな出張は年に二、三回程度。別にホームシックってわけじゃないけれど、かなり家派の私には落ち着かない日々なのである。
 まあ、大抵は土日も働いて超過残業も散々で、社用車で宿泊先に帰る日々。消灯時間が無いだけ刑務所よりマシだと思うけど。

 地方(って私の住処以外の地方ね)に居る時はラジオをよく聴く。今回なんとホテルにあるべきラジオが無い!でもま、安くて新しくて綺麗なのでそこはOK! で、しょうがないからテレビになるのだけど、ほーんと地方ってパチンコ屋のCMばっか。勝手に「1の付く日は○○デー」とか「8の付く日は◆◆デー」とか全然特別な意味を持ちそうに無い。(ところでパチンコってどんなロジックで遊ぶの?)
 私は賭け事を「ほぼ」しない。「ほぼ」ってのは家内が買って来る「宝くじ」があるから。まあ、あの程度の夢は買ってもいいかと思う。でも、保険や年金って全然楽しくない夢も買っている。ま、アガリはパチンコよりは良いかもね。

 ああ、なんだかほんと徒然草紙、今日はテーマなんてないし、どこかに締めを落ち着かせようなんて気もない。

 そう、大抵は宿に戻るとへとへとで一日の殆どは義務的時間なんだけど、私の場合、生理的必要時間と自由時間で就寝までに最低四時間は必要なんだ。それが取れなくなったのが前職を辞した理由の一つ。
それと引き換えにしたのが今の自分。

 でもね、以前より十倍くらいよい生活。給料は三分の一だけど。
 今、私の職業は「技術者」。会社員なんか超越してやる。何でもやる。「できないと言わない」のがモットーだ。