二流の方々

11202009
 さすがに菅のおじさんも指摘したようなのでちょっと安心。例のスパコン開発を見送る件である。
 ばかレンホーの「二位や三位じゃ駄目なんですか」発言を聞いて違和感しか感じなかった。
 私の税金からは、二位や三位を目標にするスパコン開発にはびた一文出す気は無い。そんな国家事業はこと科学技術に関して存在してはならない。「トップか唯一」をやるか、無しか選択肢はない。銀メダルを狙って走るバカは、民主党くらいだったが、やっと卒業したんじゃなかったか。
 トップを目指す気が無いなら、それはコンピュータ開発を「捨てた」国家なのである。そりゃ買った方が安い。
 あほレンホーはこの国は情報科学には「全く」価値を見出せないと宣言したのである。二位を目指せと言うのなら、まあ、アメリカあたりに情報処理に携わる全ての人数分の就職口を準備するくらいはすべきである。喜んでアメリカ人になろう。あの発言はそんな類の重さを持っている。
 無論、10%や15%は曖昧な金が入っているだろう。そこを推し量って上げ下げし、必要なら国民の負担である役人(大学職員も含むんだぜ)の養育費を削るならわかる。しかし二位や三位はダメである。まあ、判断者として無能以前の問題である。
 そりゃ、途中で抜かれりゃ二位、三位になる。だが一位を目標にして結果が二位になるのと、二位を目指して二位になるのでは全く違う。後者には存在する価値すら無い。

 他の項目を鑑みるに、医療だけは怖くて手が出せないようだ。でも敢えて言おう。明日の我身なのだが。今、地方ではお年寄りの生活保護世帯が何と多いことか。だって年金より受給額が大きいのだから当然である。まあ、相続制限か何かの法案で「お金を持ったお年寄り」から放出を受け、そのお金を医療・介護にまわすのが道理のような気がする。もう自由競争社会じゃないのだし。そう言えばインフルエンザのワクチンを、働く世代でなくどうしてお年寄りを優先したのだろうか。子供は先、それはわかる。次は金を払ってこの国を支えている人じゃないのかい。