初日のご挨拶と、はろわ初体験

3/13/2008
 えーっとブログ初日なので、まずは自己紹介と、ここで綴ろうと思っていることを。
 初めまして。私は昭和後半生まれの男(苦笑)。現在のハンドル名Copin(こぴん)。2/29/2008で最初の就職先を辞め、今日時点で失業者。家族、妻only。居住地?うーんと、これから書くと思う。今、その辞めた就職先から故郷に戻ろうと画策しているところ。

 ブログって、実はここで二回目。最初は三日坊主だったので早々に諦めました。でも雑文や随想を書くときには書く。それらはストレージの不可抗力によるパージで寿命を迎える。この可哀想な文章を少しでも意義あるものにするためにブログと言う手段を採ろうと思った。
 一回目の失敗で分かったブログの厄介なところは、公開文書であること。つまり、ある程度は体裁を考えなくてはならない。即ち理屈っぽくなる。故に読みにくくなる。結果読まれない。
 ここで質問、「誰にも読まれないことを期待している文は存在しない」これは真か偽か。私が思うに答は、シュレディンガーの猫。つまりどうでも良い。

 ブログの厄介なところ、その二は、一つのテーマに絞れないこと。頻繁な更新を「しなくちゃならない」気がすること。でも、同じテーマについてそれほど継続して書くことはできないし、ああ、それならフツーのホムペ(って只今閉鎖中だけど)で充分でしょ、ってことに気づいた。だからこの二回目のトライがあるって訳。だからこれから書こうとしているのは、日々私が最も興味をもったこと、気になったこと。「日々」…毎日更新できないことは予めお断りしておく。

 なぜ「興味をもったこと、気になったこと」か? だってそれしか書けない。商売やっているなら別だけど。じゃあ、なぜ今日から? 実は失業しているせいで、精神的余裕ができたから、かな。めまぐるしく変わる自分の興味対象が正直に顔を出す。自分の駄文の中で、もしかしたら誰かの参考になるものがあるかも知れない。そうなればSo Happy! これは一回目も二回目も変わらぬ動機。
 就職したらこんなページ棄てるのかな。わからない。


 さてやっと一回目の本文。そうこうしている内に日が変わってしまった。のっけから日付が狂うが、例えば四月一日の日付でアップされていると、それは三月三十一日の深夜、ってこともあるので。


 はろわ初体験。そう、いきなり不景気なハローワークの話。この年齢にして初めてン十年払い続けた雇用保険のシステムを実感した。

 人生初の失業者になって明日で二週間。離職票ができると電話で聞いていたので、取りに行って(郵送にかかる日数がもどかしい…と「妻が」思っていたので)そのままはろわに出しに行こうとしたら、求職票に失業給付の給付先金融機関の確認印が必要とある。あ、ひょっとしたら求職票が離職票と同時にもらえるのは企業によるかも知れない。あるいは最近そう配布されるようになったのかも。元々求職票の用紙ははろわに「備え付け」られているもののようだ。事前に必要なものは調べていたつもりだったが、この確認印が必要なことは知らなかった。写真(2.5cm x 3.0cm x 2枚)と雇用保険被保険者証、認印は当然準備していたが、通帳で持っていたのは故郷の地方銀行の通帳だけ。こちらの銀行の通帳は多々あるけれど、故郷に支店のある銀行の通帳は一つも無い。逆に今の住居に近い地方銀行の支店ももちろん無い。こんなとき頼りになるのが、そう「ゆうちょ銀行」だ。全国津々浦々、最後の頼みの綱だ。私が調べた文献には「貯金通帳はNG」と書いてあったが、それは民営化前。また家に逆戻りし、通帳と印鑑を取ると最も近い郵便局へ。「ゆうちょ銀行」って局によって営業時間が異なるようで、まあ最悪午後三時迄には行かなくては、と焦ってしまった。

 ゆうちょ銀行の窓口も初めてだったようで、やや時間がかかったが無事押印してもらえた。ちなみに求職票にある銀行番号や支店番号欄は記入してもらえなかった。ただ、口座番号欄に、例の「記号」「番号」を連ねただけである。

 はろわの閉まる時間は、午後五時半。もとい、五時十五分。

 求職票から受給申請を出すに当たり、しきりに聞かれたのは「今、決定している再就職先が無いか。」即ち内定通知なり採用通知なんかが出ていると不正受給になる。不正受給は三倍返しと言われている。私の歳で転職しようなどと言うのに、再就職先を探さずして辞める人は通常いないだろう。私の場合、Uターン第一優先なので尚のことだ。電話や面接で情報交換している会社がある。ただ、賃金の話や具体的な担当業務内容などは未決定でもあり、あくまでも完全失業者、採用決定はまだ無し、より良い条件の転職先があればそちらに変わることもあり得る状態での申請である。

 さて、細かい薀蓄だが、はろわの求人情報を見て求職することはいつでもできる。ネットのページを見れば別にはろわに求職票など出さずとも、その情報を利用して一個人として就職活動をすることはできる。しかし、はろわの紹介状を持って就職活動を行うには、求職票を提出した翌日からになる。ネットのページから登録番号を入力、印刷し窓口に持っていくものらしい。無論同じことははろわにある端末からも印刷可能だろう。今日見た時点では、企業名は伏せてある。窓口で明かされるのだろうか。まあ、役所としては企業側にも平等な採用のチャンスを与えるべきだろうから、求職側から指名できないようになっているのだろうと予想する。当方としてはこれまでコンタクトしてきた会社に当たれば、先方も私もHappyなのだが。まあ、小さい県でもあるし、この年齢を雇ってくれるところはそう多くないだろう。希望職種を精密に判断すれば更に絞り込めるかも知れない。結局のところ、これまで私とコンタクトしてくれた企業も、求人会社のone of themとして選択しなければならないことになる。

 採用側として考えると単身で売り込みに来る人の意気を買うか、役所の紹介状を持ってくる人の安心感を買うか、ってところだ。万一あなたが私と同じ体験をするのなら、その申し込みを行おうとしている会社の考え方を予想すべきである。まあ、正社員としてそこそこの従業員がいる企業は後者だろうし、体育会系色の強い職種・会社では前者でも雇ってくれるかも知れない。

 そうだ。なぜ上のようなことを詳細に書いているかと言うと、就職活動費や移動費、転居費用などの補助が(申請して認められれば)受けられるからだ。失業給付金は月々の規定額支払いのみでは無い。貰えるのならUターン希望者にはかなり助けになるだろう。

 あーもう、午前二時を過ぎてしまった。もっと書こうと思ったけれど、前半の自己紹介に多くの時間を割いて疲れてしまった。明日は引越し屋(複数)が見積りにやってくる。インターネット申し込みなので、当座の引越し予定日は入れてあるが、正確な日付は引越し屋の安いときにする。まあ、気が向いたらこの事も書こう。