No more Japan.

 最近のテレビ番組は顔を背けて日本人であることを隠したいくらい、日本を自画自賛する傾向が強い。

 もはや慣用句化した感のある「日本の技術」だとか「おもてなし」だとか、自画自賛どころか用もないのにわざわざ外国人を呼んでホメさせる、ってのもある。そうそう、日本史が必須になった、ってのもあった。どうしてこうもみっともない国民になってしまうのだろうか。島国根性丸出しである。
 おそらく放送業界に対して何か補助金のようなものが出ているのではないかと考える。その目的をちょっと邪推するだけで;
(1)オリンピック向けの国民意識の高揚
(2)税金の値上げに対する、国民の不満をはぐらかす。
(3)きたるべきGNPの凋落に備えて、超重課税(例えば相続税とか預金税とか)を実施するための地ならし。
(4)きたるべき(そして一部は既に走り始めている)自衛隊の実質的国軍化への地ならし。(愛国心の底上げ)
などが思いつく。あながち選民思想なる言葉が大げさでないくらいにバカ騒ぎが過ぎるのは、まるで中韓国並み、もしかすると北朝鮮並みかも知れない。

 NHKは会長からしてアレなので何にも期待できないし、放送局ですら一部の独立系キャスターに自己批判を押し付けて、バラエティーでどんどん国民総白痴化を推進している。いや、国民総痴呆化と表現するのが似合っているか。

 なにやってるんだ日本人。何事にも慎み深く、礼儀正しい国民性はどこに行った?日本の象徴にされている天皇家が泣いている。