Installing Windows XP English version on Dell mini9 with English keyboard and using Japanese IME

いまさらXP-E

 これまで長年Ubuntuで使ってきたDELLのmini9にWindows XP英語版を導入してみた。Ubuntu10.10の退屈さに少々飽きが来ていた。折角英語キーボードを搭載しているので、英語版のマイクロソフトOSも悪くなかろうと思ってしばらく使ってみることにする。因みにこのインストールディスクは以前購入したDELLのデスクトップに付いていたものである。Service Packのバージョンは1a.

Installation process:

 途中で、再起動やインストールディスクを入れるよう指示されたら従うこと。

(1) USB-IDE変換ケーブルを用いて、外部DVDドライブ(普通は5インチベイに内蔵するものだが、余っていたので。)を結合し、そこからブートしてインストール可能だった。元々DELLのリカバリディスクだったせいかも知れないが、キーは聞いてこなかった。心配していたSSDも認識した。ちなみに日本語版のSPなしのインストーラではSSDを認識できない。この場合はnLiteなどで、SPを当てたセットアップディスクを作れば良い。また、富士通純正の薄型USBドライブを試してみたが、こいつではブートできなかった。
(2) 主だったドライバは全てDELLのサイトからダウンロードできる。ビデオカードとSSDのドライバは他のサイトから落としてきた。上述のようにSSDはセットアップディスクでも認識できるが、新しいドライバがあったら入れ替える。
(3) 漢字を入力するために、インストール時かコントロールパネルのRegional and languagge OptionsでLanguageタブのDetailsボタンを押す。
(4) そこに出てくるダイアログで、まずAdvancedタブのCompatibility Configurationのチェックを入れる。
(5) SettingタブのInstalled servicesにJapanese, Microsoft Natual input 2002 ver8.1を導入する。(と、Microsoft IME Standard 2002 ver 8.1もインストールされる。)あとは消してかまわない。(USも消せる)
(6) 同タブのDefault input languageにJapanese-Microsoft Natuaral input 2002 ver 8.1を選ぶ。
(7) Installed services欄から、上記のIMEを選択し、Propertiesをクリック。
(8) 出てくるプロパティ画面で、キー設定タブを選ぶ。
(9) ローマ字設定にMicrosoft IMEを選ぶ
(10) Language Barが出てきたら、プロパティのボタンをクリックする。
(11) Microsoft IMEのプロパティ画面が出るので「全般」タブから「設定ボタン」を押す。
(12) 「*キー」列のCtrl+Space行の、「入力/変換済み文字なし」の欄が空欄であるのを確認しクリックする。
(13) 「変更…」ボタンを押し、現れる画面から「IME-オン/オフ」を選択する。
(14) 以上を全てOKで閉じる。

 これでUbuntu同様Ctrl+SpaceでIMEのON/OFFが切り替えられる。これをやらないと三個(Alt-Fn-q)の同時押しをしなければならないので使いにくい。

 あとは個別のアプリケーションでデフォルトのフォントを変えると良い。例えばGoogle Chromeなんかも標準フォントを変えると、例の中文漢字が使われなくなって吉。

 mini9の解像度は1024x600のSXGAだが、Windows XPのマイクロソフト指定の最低解像度はSVGA(800x600)なので何とか使える。
 Linuxに無かったもっさり感もあるが、まあまあ及第点。
 あれこれパッチ、アップデートし、Microsoft Security Essential, .Net4を入れた状態で、スイッチオンからログイン画面になるまで25秒。但しすぐにログインして全ての起動プロセスが終わるまでに更に45秒ほどかかる。(MM2G, Atom 1.66GHz)